温熱環境測定調査に関するご協力のお願い ~住宅の断熱性能診断と健康調査~

 株式会社インテグラルでは、新築やリフォーム時の耐震性、省エネ性の設計を支援するパソコンソフト「ホームズ君シリーズ」を開発・販売しております。また、住宅の断熱性の向上を推し進める研究も行なっております。

 本研究の一環として、住宅の断熱性能診断サービスの有効性を検証することを目的に、温熱環境測定調査を高断熱・低断熱の住宅を対象に実施することとなりました。

 本調査は居住されている方にご協力いただき、屋内に温度・湿度センサーを設置し、温熱環境を計測・分析します。その結果から、実測に基づく住宅の断熱性能や経済的で効果的な暖房方法を検証するというものです。

※本件は中小企業庁の平成25 年度ものづくり補助金(対象事業名『健康寿命延伸に向けた“スマートウェルネス住宅”部分断熱改修評価システムの開発』)を活用して行っています。

調査の目的

 株式会社インテグラルでは、住宅の断熱性能の向上が求められる中、現在建てられている木造住宅の断熱性能の現状について、平成20年から調査・研究を行っており、断熱性能向上の啓蒙の参考としています。
 本年度の調査では、断熱改修工事による性能向上の予測と実状、暖房方式、健康への影響度等について調査します。
 この冬は、新たに開発した表面温度センサーを用いて、体感温度や床面温度などから快適度も分析します。

調査をお願いする住宅

 約30棟

調査の進め方

 [1] 調査にご協力いただける物件のご紹介 (お申込み)
 [2] 調査対象物件の断熱仕様等について事前調査シートのご提出
 [3] 調査対象物件での計測
  ・ご協力者様に、機器設置・測定をお願いいたします。
  ・計測終了後に、機器の回収、返送をお願いいたします。
 [4] 断熱性能診断結果(レポート)の送付

調査の時期

 2016年2月1日~2016年3月31日 のうち、ご都合のよい一週間

計測対象

  • 超高断熱、あるいは、無断熱といった断熱性能に特徴のある住宅
  • 断熱リフォームを予定(検討)している住宅

調査内容

【計測】
  暖房室(リビング等)の、暖房停止後の室温の推移を計測します。
  外気温、その他の部屋の室温もあわせて計測します。
【実験】
  ・夜間にリビング等を一定温度まで暖房で暖めることができる。
  ・また暖房停止後、6時間程度、その部屋への入室を控えることができる。
【上記実験の回数】 一週間の計測のうち、2日

調査結果の返送

 断熱性能診断結果(レポート)は、2016年4月上旬までにお送りします。

調査へのお申し込み

※募集を締め切りました。
   たくさんのご応募ありがとうございました。

参考

1)調査でわかることの例

2)測定で使用する機器

特記事項

    • 調査内容については予定であり、変更になる場合があります。
    • 必要な計測機器はお貸出しします。計測終了後、ご返送をお願いします。
    • 温湿度の計測閲覧に必要なパソコン、スマートフォンはご用意ください。
    • 測定結果については、断熱性能診断結果(レポート)をお送りします。
    • 本件において取得した個人情報は、ご本人様の了承を得ることなく公表することは一切ございません。
    • 営業活動等の行為は一切行いません。

お問い合わせ先

株式会社インテグラル 温熱環境測定調査担当:松崎

〒305-0818 茨城県つくば市学園南2丁目7番地
電話:0120-9876-68 (平日9:00~18:00)
Mail:watson-support@integral.co.jp